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2023.10.06
ケガをした時の正しい初期処置方法
ケガをしてしまったときに最も重要なことは初期処置です!!
スポーツ中に起こりやすい肉離れ、打撲、捻挫や骨折、脱臼などの急性外傷。いざと言う時、自分や一緒にスポーツをされる方の為に正しい対処法を身につけておくと安心です。そこで、ケガの応急処置方法である「RICE処置」を紹介します。RICE処置を適切に行う事で、痛みや腫れを軽減し、いち早く治すことができます。
覚えておきたい応急処置4つの方法
RICE処置とは、肉離れや打撲、捻挫など外傷を受けた時の基本的な応急処置方法です。
・Rest (安静)
ケガをしたら、まずは安静に保つ事が大切です。安静とは必ずしも横にして寝かせるとも限りません。むやみに動かすと悪化する可能性があるので患部にタオルや添え木などを当てて固定します。
・Icing (冷却)
患部を氷や氷水などで冷やし、体温を下げる事で、患部の毛細血管が収縮して、腫れや内出血、痛みなどを抑えられます。ただし、冷やし過ぎると凍傷になる事があるので注意しましょう。具体的には氷を氷嚢やビニール袋に入れて患部に当て20分~30分ほど冷やします。これを何回か繰り返します。
よくある間違いとしてはシップを貼って冷やす方がいますがシップには冷却作用はほとんどありませんので氷などを使用して冷却するようにしましょう。
・Compression (圧迫)
患部にテープや包帯などを巻いて圧迫し、腫れや内出血を最小限に抑えます。きつく圧迫し過ぎると血流障害や神経障害を起こすので、しびれや変色が生じたらすぐに緩めましょう。
・Elevation (挙上)
患部を心臓より高い位置に保ちます。血液が心臓に向かって流れるので、内出血による腫れを防ぐことが出来ます。患部の下に座布団やクッション、たたんだ毛布などを敷くとよいでしょう。
これらの4つの処置の頭文字から名付けられました。早期にRICE処置を行う事で、内出血や腫れ、痛みを抑え、回復を助ける効果があります。
早期のRICE処置は、ケガの予後を大きく左右します。ただし、あくまでも応急処置であって治療ではありませんので、処置後は速やかに医療機関を受診しましょう。
東松島接骨院、石巻みなと接骨院では、ケガに対し適切な初期処置から治療、リハビリテーションまで行い、いち早くスポーツや日常生活に復帰できるサポートをさせていただいております。