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2023.10.23

“本当は怖い“痛み止め

コラム

・痛み止めを飲んだら歩けるはダメ
身体が痛いときや怪我をした時に、自分で治す能力が自然治癒力です。自然治癒力、と言う言葉は馴染みの多い人も多いことでしょう。この仕組みを正しく知っておくと、その恩恵をきちんと受け取ることが出来ます。身体が自然に治るシステムはどんな時も同じなので自然治癒のメカニズムを簡単に説明して行きます。

 

① 『痛い』と言う知覚神経が脳に痛い所を知らせます

 

② 脳は知らせを受けると痛い所に血液を送ります。(これが炎症の始まりです。)

 

③ 痛い部分や怪我をした部分に血が集まると血液の中の血小板が修復を始めます。

 

④ 血液の中の白血球が周りの整備をして再生していきます。

 

上記のことから身体の自然治癒は“痛みがあるから治癒”が始まるのです。

痛み止めを飲むと言う事は治ろうとする自然治癒力のスタートボタンがきちんと押されない事になり治りが悪くなってしまいます。

 

・変形性膝関節症に痛み止めっていいの?
痛み止めは対症療法に過ぎません。痛み止めでは軟骨が増えず、痛み止めの効果によって、脳にお知らせする事で始まる身体の自然治癒システムの最初のスイッチが押されていない事になってしまいます。痛みは辛いので、飲んだらいけないとは言いませんが、常時飲むのではなく、酷い時に飲む様にしましょう。

 

様々な痛み止めがあり、痛みを止める薬はありますが、痛み止めでは軟骨は増やさないので一番の原因は治りません。しかし、痛みがスッキリ止まる為に治ったと感じる人が多いのです。これを治療と言うのはおかしいとおもいませんか?痛みを止めるのは必要なものですが、対症療法である事を理解して使いましょう。

 

痛みは辛いけど、身体にとって必要があるから出ているものです。痛みはむしろ自分の身体を守ってくれている警察官だと思ってください!むやみに止めると大事な事を見失います。身体は間違った事をしないのです。

 

なぜ痛みが出ているのか、原因を改善して痛みが出ないようにするのが「根本治療です」。
痛み(症状)だけをなくすのが「対症療法」で、それは症状を悪化させる原因になる事もあると覚えておきましょう。

是非我々東松島接骨院、石巻みなと接骨院で痛み止めを使用しなくても良い身体を目指しましょう。

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