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2023.11.30
頭が前に来る姿勢“歩けなくなる入口
〇「頭が前に来る姿勢」が「歩けなくなる」入口
身体が正しいバランスから崩れて行く最初の入り口があります。それは「頭が前に来る」姿勢とその姿勢で歩く事です。これは、諸悪の根源でありながら日本人に最もよく見られる姿勢で、中高年の方に限られず、若い人でもこの姿勢になっている人を多く見かけます。
頭が前に来ることで歩けなくなるメカニズム
① 歩く時、頭を前に出す
② つま先から足を着地する
③ 上肢バランスが崩れる(肩関節、上腕、肘関節など)
④ 骨盤が前傾から後傾になる
⑤ 下肢バランスが崩れる(股関節、膝関節、足関節など)
頭が前に来る姿勢は肩こりの原因にもなる?
スマホを常に見ている人は姿勢が前傾ぎみになっていて、頭が飛び出しやすくなってしまいます。頭が前に飛び出ていると、肩や首は肩こりを生じます。通常の位置よりも前に出てしまった頭を支える為に背中から首にかけての筋肉(僧帽筋)が緊張するからです。
・首から腰までの脊椎は正常だと緩いS字カーブになっている!
私たちの身体にある背骨は緩いS字カーブになっている事によって、身体はしなやかなバネの働きをして、ストレスを吸収出来ています。
しかし、頭が前に来る姿勢になってしまうと首の背骨が真っ直ぐ(ストレートネック)になり、背骨が丸くなってしまうといわゆる猫背になり、上肢バランスが崩れます。
背骨は最後に骨盤に接続しますが、腰が後ろカーブになる事で骨盤が後ろに傾きます。
本来骨盤は前に傾いているのですが骨盤が後ろに傾く事で下肢のバランスが崩れて行きます。
以上のことから、頭が前に来る姿勢になる事によって、首、肩、背中、腰、股関節、膝はもちろん、足の先まで影響が及ぶわけです。
また爪先があげにくくなると、道路や床の小さな突起につまずき前に転倒し大怪我につながる場合もあるので注意しましょう。
当院ではこのような原因を抱えた患者様に対して改善のための施術、エクササイズの指導などを行っております。
姿勢が悪いと感じているものの、何がどのように悪いかがわからない、何をしたら良くなるかわからない、と言う方は是非、我々東松島接骨院、石巻みなと接骨院にお気軽にご相談ください。